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2017年4Qのクレカ不正使用被害は59.6億円 - 2017年は前年比約1.7倍に

番号盗用被害における国内外の割合を見ると、国内の被害が31億7000万円で68.3%。前四半期から6.6ポイント上昇。海外における被害が14億7000万円で31.7%だった。一方同四半期における偽造カードによる被害は5億9000万円となっている。

年間を通じて見ると、2016年は各四半期とも30億円台半ばで推移したが、2017年は50億円代後半と被害額が急増。ピークを迎えた第2四半期は60億円を超えている。

2017年は年間を通じて被害額は236億4000万円に達しており、2016年の142億円から約1.7倍へと被害が拡大している。

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クレジットカード不正使用被害の発生状況推移。特に2017年に入り急増しており、番号盗用被害が7割を占める

(Security NEXT - 2018/04/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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