22.8%がセキュリティ被害を届けず - 「自社内だけの被害だったから」7割
不正アクセスなどの被害を経験した組織の22.8%が、警察など関連機関への届け出を行わなかったことがわかった。理由として、7割が「自社内だけの被害だった」ことを挙げている。
警察庁が2017年10月24日から11月17日にかけて実施した、不正アクセス対策などの実態調査で明らかになったもの。
市販のデータベースから無作為に抽出した企業や教育機関、医療機関、地方公共団体、独立行政法人、特殊法人あわせて620件が回答。そのうち、過去に不正アクセスなどのセキュリティ被害に遭ったと回答した325組織を対象に、届け先状況などを調べた。
届け出先としては、「警察」が18.2%でもっとも多く、次いで「監督官庁(13.5%)」「情報処理推進機構(4.9%)」「JPCERTコーディネーションセンター(4.9%)」と続く。一方、22.8%は「届け出なかった」と答えた。
(Security NEXT - 2018/02/09 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
先週注目された記事(2025年8月10日〜2025年8月16日)
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
先週注目された記事(2025年7月20日〜2025年7月26日)
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍
先週注目された記事(2025年7月13日〜2025年7月19日)
先週注目された記事(2025年6月29日〜2025年7月5日)
法人の不正送金被害が約8.6倍 - 金額ベースで個人を上回る
クレカ不正利用、前四半期比2割増 - 200億円迫る勢い
先週注目された記事(2025年5月11日〜2025年5月17日)
先週注目された記事(2025年5月4日〜2025年5月10日)