イオン銀、指紋と静脈認証による本人認証をスタート - カードや暗証番号不要
イオン銀行は、指紋認証と静脈認証のみで銀行取引が行える取り組みを開始した。国内銀行初としており、5店舗に先行導入後、2018年度上期をめどに全店舗への導入する予定。
指紋認証と静脈認証の2要素生体認証システムによる取引サービスを提供するもので、同行の店頭とATMにて提供する。ATMにおける現金の引き出しや入金手続き、店頭での住所変更やカード再発行など、キャッシュカードや印鑑、本人確認書類なしに手続きが行えるようになるという。
Liquidが開発した認証システムを活用。専用端末に指をかざすことで数秒で本人認証を行う。認証に利用する専用サーバは同行のデータセンターに設置。指紋や静脈情報は暗号化し、復元できない状態で保存するとしている。
イオン銀行神田店、イオンモール津田沼店、イオンモール各務原店、イオンモールナゴヤドーム店、イオンモール大高店の5店舗へ先行導入し、利用者の意見を踏まえた上で順次導入店舗を拡大。2018年度上期に全店舗への導入を目指している。
(Security NEXT - 2017/11/28 )
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