約70項目を調査するメールセキュリティ評価サービス - 緊急脆弱性の通知も
TwoFiveは、組織のメールシステムにおけるセキュリティ対策状況を評価するサービス「MXSCORE/25」の提供を開始した。年間契約のほか、スポットによる利用にも対応している。
同サービスでは、「OSINT」とメールのテスト送信などを組み合わせ、メールドメインのセキュリティに関するチェックを実施。
「DKIM」「SPF」や「DMARC」「BIMI」などの送信ドメイン認証関連やドメインのレピュテーションなど、DNS周辺のチェックが可能。オープンリレーをはじめとするMTAサーバの設定、メールボックスサーバの暗号化通信、「S/MIME」の対応状況など、約70項目について調査し、5段階で評価する。
全体の状況を示す「ダッシュボード」に加えて、詳細を項目別に参照でき、スコアリング結果に基づいて改善に向けた対策を提案。DNSレコードの履歴なども確認できる。
また最新のCVE情報をもとにソフトウェアの脆弱性状況を判断。緊急性が高い場合に、アプリケーション内やメール、Slackなどにより通知する機能も用意した。
複数のメールドメインを登録でき、組織全体や取引先を含めたサプライチェーン全体の管理などにも対応している。
(Security NEXT - 2024/10/25 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
老舗ランドセルメーカー通販サイト、個人情報流出の可能性
ブラウザ最新版「Firefox 132」がリリース - 複数の脆弱性を解消
「ServiceNow」に複数の脆弱性 - 8月と10月に修正実施
システム管理者向け「脆弱性管理の手引書」を公開 - 日本シーサート協議会
「iOS」や「iPadOS」のセキュリティアップデートをリリース - Apple
「出前館」が3日間にわたりサービス停止 - マルウェア感染で
Apple、「macOS」のアップデートをリリース - のべ65件を解消
「Chrome」にアップデート - 重要度「クリティカル」の脆弱性を修正
標的型攻撃メール訓練サービスに「サポート詐欺」対策など追加
サイバー攻撃で取引先情報が流出した可能性 - 篠崎運輸