「ドコモメール」が「DMARC」「DKIM」のチェックに対応
NTTドコモは、同社メールサービス「ドコモメール」に送信ドメイン認証「DKIM」および「DMARC」を導入したと発表した。
なりすましメール対策を強化する取り組みの一環で、受信メールに対して従来の「SPF」にくわえて、「DKIM」および「DMARC」による認証に対応したもの。「ドコモメール」の利用者は迷惑メール対策機能より、これら認証によるメールのチェック機能を無料で利用できる。
メールを送信する事業者、組織では「DMARC」を設定し、「なりすましメール」に対して受信を拒否するなどポリシーをあらかじめ設定しておくことで、「ドコモメール」の利用者に自組織のドメインを偽装したメールが着信するリスクを低減することができる。
また同社や契約組織の公式アカウントより発信されたメールであることを確認できるサービス「ドコモメール公式アカウント」を2021年5月より提供しているが、メール送信側としても「DKIM」「DMARC」に対応。
「ドコモメール公式アカウント」より発信されたメールに関しては、「ドコモメール」で受信した場合に「SPF」「DMARC」による認証に成功したことを示すマークを表示する。
(Security NEXT - 2022/08/26 )
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