Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「ドコモメール」が「DMARC」「DKIM」のチェックに対応

NTTドコモは、同社メールサービス「ドコモメール」に送信ドメイン認証「DKIM」および「DMARC」を導入したと発表した。

なりすましメール対策を強化する取り組みの一環で、受信メールに対して従来の「SPF」にくわえて、「DKIM」および「DMARC」による認証に対応したもの。「ドコモメール」の利用者は迷惑メール対策機能より、これら認証によるメールのチェック機能を無料で利用できる。

メールを送信する事業者、組織では「DMARC」を設定し、「なりすましメール」に対して受信を拒否するなどポリシーをあらかじめ設定しておくことで、「ドコモメール」の利用者に自組織のドメインを偽装したメールが着信するリスクを低減することができる。

また同社や契約組織の公式アカウントより発信されたメールであることを確認できるサービス「ドコモメール公式アカウント」を2021年5月より提供しているが、メール送信側としても「DKIM」「DMARC」に対応。

「ドコモメール公式アカウント」より発信されたメールに関しては、「ドコモメール」で受信した場合に「SPF」「DMARC」による認証に成功したことを示すマークを表示する。

(Security NEXT - 2022/08/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

地域電子商品券「はばタンPay+」サイトで不具合、個人情報流出 - 兵庫県
買収予定関係者に個人情報含む用地実測図を誤送信 - 新潟県
業務用PCを紛失、賃借人の個人情報含む可能性 - コロンビア・ワークス
証明書発行システムがランサム被害、影響など調査 - 流通経済大
ベンダー設定ミスでFW機能不全、直後ランサム被害 - アクリーティブ
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
政府、豪主導の「防御可能なアーキテクチャ」国際ガイダンスに署名
前月の更新で「Bamboo」「Jira」など脆弱性14件を修正 - Atlassian
シークレット管理ツール「HashiCorp Vault」に複数の脆弱性
アイ・オー製NAS管理アプリに権限昇格の脆弱性