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事前対策や監視を組み合わせた「ランサムウェア対応支援サービス」

S&Jと日本ビジネスシステムズ(JBS)は、事前対策や監視を組み合わせた「ランサムウェア対応支援サービス」の提供を開始した。

同サービスは、攻撃が巧妙化しているランサムウェア攻撃に対し、事前対策や診断、監視サービスを提供し、組織のセキュリティ対策をサポートするソリューション。

「事前準備支援」では、ランサムウェア被害を疑似体験した上で、対応手順の見直しや意識向上を図るもので、IT環境におけるリスクを事前に洗い出し、迅速な初動対応が行えるよう準備を行う。

また「診断」メニューでは、サーバや端末の設定状況を分析し、脆弱性や攻撃の痕跡について診断を実施。アクセスの獲得に利用されるブルートフォース攻撃なども視野に、認証設定などに不備がないか洗い出す。

「ランサムウェア監視」では、ランサムウェアに狙われやすい「AD(Active Directory)」やクライアント端末について、認証ログや通信挙動などをモリタリングして分析し、攻撃の兆候を早期に検出する。

価格は「事前準備支援」が55万円から、「診断」が115万円から、「監視」は月額130万円から(税抜)。「監視」メニューは別途初期費用が必要。

(Security NEXT - 2024/11/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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