制御システムの37%で攻撃を検知 - 3割が製造業
カスペルスキーは、2017年上半期において、同社製品が保護している産業用制御システムの37.6%で攻撃を検知したことを明らかにした。
同社によれば、2017年上半期において、同社製品が保護する制御システムのうち、37.6%で攻撃を検知。2016年下半期からは1.6ポイント減となった。
「ベトナム」では71%に及び、「アルジェリア(67.1%)」「モロッコ(65.4%)」「インドネシア(58.7%)」「中国(57.1%)」のほか、上位10カ国では半数以上の端末で攻撃を検知したという。
制御システムの20.4%では、悪意あるウェブサイトなどへのアクセスなどにより、インターネット経由でマルウェアがダウンロードされていた。リムーバブルメディア経由の検知が9.6%、メールが3.9%だった。
日本国内に目を移すと、21.9%の制御システムで攻撃を検知。10%の端末でメールによりマルウェアが届いていたほか、7.9%の端末においてインターネット経由でマルウェアがダウンロードされていた。
(Security NEXT - 2017/11/09 )
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