マカフィー、コンシューマー向けに新版をリリース - クラウドによる機械学習を活用
マカフィーは、コンシューマー向けセキュリティ対策ソフトの新版を11月下旬より提供開始する。

記者会見へ登壇したコンシューマ事業統括取締役専務執行役員の田中辰夫氏(画面左)とコンシューマ事業本部執行役員本部長の青木大知氏(同右)
同製品は、マルウェア対策やファイアウォール、端末の最適化機能などを備えたコンシューマー向けセキュリティ対策ソフト。
ラインナップとして最上位製品「マカフィーリブセーフ」をはじめ、「マカフィーインターネットセキュリティ」「マカフィーアンチウイルスプラス」「マカフィーアンチウイルス」を用意。インテル傘下からスピンアウトして最初のメジャーリリースとなり、再び同社のコーポレートカラーである赤を基調としたロゴとパッケージデザインを採用した。
最新版では、振る舞い解析や機械学習を行うクラウドベースのマルウェア対策エンジンを活用。Android版にWi-Fiの信頼性をチェックする機能を追加したほか、ランサムウェアとして動作するアプリの検知、警告機能を追加した。
新機能について、記者会見に登壇したコンシューマ事業本部執行役員本部長の青木大知氏は、あらたな機械学習エンジンにより、サンプルを持たないゼロデイマルウェアへの対応を強化したと説明した。
各製品の搭載する機能は以下のとおり。

ラインナップの機能一覧(図:マカフィー)
(Security NEXT - 2017/10/26 )
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