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2017年3Qの脆弱性登録は3695件 - 制御システム関連は99件

登録された脆弱性の種類を見ると、これまでの傾向と変わらず「バッファエラー」が最多で735件。「不適切なアクセス制御(367件)」「クロスサイトスクリプティング(358件)」「認可、権限、アクセス制御不備(327件)」「情報漏洩(324件)」と続く。

製品別では、「Android」が298件で最多。次いで画像処理ソフト「ImageMagick」が123件だった。上位20製品のうち11製品がOSであり、PDFの閲覧、編集ソフトも4製品入っている。

また同四半期に登録された産業制御システム関連の脆弱性情報は99件。累計登録件数は1190件となった。

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脆弱性の種類別件数(グラフ:IPA)

 

(Security NEXT - 2017/10/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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