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【訂正あり】無線LANの「WPA2」で盗聴や改ざん可能となる「KRACK」 - 多数機器に影響

同脆弱性は7月に明らかとなり、その後多くの製品が影響を受けることが判明。関連するベンダーには、CERT/CCを通じて8月28日に通知された。実証コード(PoC)は公開されていないが、研究論文はすでに公開されている。12月に開催されるBlack Hat Europe 2017にて発表される予定。

今回の問題は「WPA2」が終焉を迎えたわけではなく、あらたなプロコトルへ移行しなくとも、パッチなどで実装上の問題を修正することさえできれば、「KRACK」を防ぐことは可能だ。各ベンダーからのパッチ提供が待たれる。

パッチはアクセスポイント、クライアントの双方に適用する必要があるが、脆弱性に対する攻撃は、特にクライアントがターゲットになるとされており、パソコンやスマートフォンなどへアップデートを優先して適用する必要がある。クライアントモードで運用するルータなどにも注意が必要。

クライアントとアクセスポイントの両方にパッチを適用しなくても、後方互換のため従来通り接続することが可能。またルータには脆弱性が存在しないケースもあり、クライアントのみ対応すれば良い場合もあるが、いずれも脆弱性が存在した場合はすべて修正する必要があるとしている。

お詫びと訂正:本記事初出時に、アクセスポイント、ルータのいずれかで脆弱性が解消されていれば、悪用を防げるとの記載がありましたが、訂正いたしました。双方に脆弱性が存在する場合は修正することが研究者より推奨されています。ご迷惑をおかけした読者、関係者のみなさまにお詫びし、訂正いたします。

(Security NEXT - 2017/10/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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