Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

【訂正あり】無線LANの「WPA2」で盗聴や改ざん可能となる「KRACK」 - 多数機器に影響

今回の攻撃では、ルータに設定したWi-Fiのパスワードが解析されたり、取得されるものではなく、パスワードを変更する必要はない。パスワードを変更しても良いが、あくまでも追加的な対策として挙げられている。

一方、今回の脆弱性により盗聴された場合も、「HTTPS」や「VPN」により通信を保護することが可能。ただし、スマートフォンアプリなど、これら対策をバイパスしているケースもあるとして、Vanhoef氏は警告を発している。

今回報告された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2017-13077
CVE-2017-13078
CVE-2017-13079
CVE-2017-13080
CVE-2017-13081
CVE-2017-13082
CVE-2017-13084
CVE-2017-13086
CVE-2017-13087
CVE-2017-13088

(Security NEXT - 2017/10/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性
「Apache Airflow」の開発用拡張コンポーネントにRCE脆弱性
NVIDIAのロボティクスやAI開発向けシミュレーション基盤に脆弱性
Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を
Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を
「Apache Commons Text」旧版に深刻な脆弱性 - 「FileMaker Server」に影響
「Chrome」にアップデート - 「WebGPU」「V8」の脆弱性を解消
SAP、月例パッチで脆弱性15件を修正 - 「クリティカル」も