サポート終了直前「Office 2007」、9月末時点で8.6%が利用
「Office」利用者において、「同2007」が占める割合は8.6%にのぼり、サポート終了直前にもかかわらず、1割弱の端末で利用されていた。
台数ベースで見ると、同社が把握しているだけで9月末の時点において、「Office 2007」が利用されている端末は、少なくとも40万6132台にのぼる。2017年1月末時点の53万7814台から改善は見られるものの、13万台ほどの減少にとどまった。
4月にサポートが終了した「Windows Vista」に関しては、サポート終了よりまもなく半年を迎えるが、サポートが終了した4月の12万5352台から徐々に減りつつあるものの、全体の1.6%にあたる7万1530台で利用されていた。
2016年の段階で「Office 2007」では22件、「Windows Vista」では128件の脆弱性が見つかっており、トレンドマイクロは、発売から10年を経過しても脆弱性が引き続き確認されていると危険性を指摘。サポート中の製品へアップグレードを実施するよう注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2017/10/04 )
ツイート
PR
関連記事
「Array AG」にCVE未採番の脆弱性 - 8月に国内で悪用被害
「Android Framework」のゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 米当局
「Unbound」のDNSキャッシュ汚染脆弱性 - 追加対策版が公開
「Android」に月例パッチ、脆弱性107件に対応 - 2件ですでに悪用も
「Chrome 143」を公開 - 重要度「高」4件含む脆弱性13件に対応
マルウェア対策製品「Avast Antivirus」に権限昇格の脆弱性
脅威情報共有基盤「MISP」がアップデート - 2件の脆弱性を修正
「Apache Struts」にDoS脆弱性 - ディスク領域枯渇のおそれ
組織向けコラボツール「Mattermost」に脆弱性 - 「クリティカル」も
SWITCHBOT製テレビドアホンに脆弱性 - 親子機の更新を


