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「Firefox」に複数脆弱性 - アップデートが公開

ウェブブラウザ「Firefox」に複数の脆弱性が判明し、セキュリティアップデートがリリースされた。

Mozilla Foundationが現地時間2025年9月30日、最新版となる「Firefox 143.0.3」をリリースし、脆弱性2件に対処したもの。

「CVE-2025-11152」は、グラフィックス処理を行う「Canvas2D」コンポーネントに判明した整数オーバーフローの脆弱性。サンドボックスを回避されるおそれがある。

一方「CVE-2025-11153」は、JavaScriptエンジンのJITコンパイラに判明した脆弱性で誤コンパイルを行う可能性が指摘されている。

いずれも重要度は4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」と評価しており、利用者にアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2025/10/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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