韓NetSarang製サーバ管理ツールのアップデートにバックドア - 「PlugX」との類似点も
攻撃者は、送信された情報へ応答することでバックドアを有効化し、悪意あるコードをダウンロード、実行することで組織内部のデータを取得することが可能。実際に香港の企業において、バックドアが設置されたことが確認されている。
因果関係はわかっていないが、利用されたマルウェア「ShadowPad」は、中国語を利用する攻撃グループ「Winnti」が過去に使用したマルウェアの「PlugX」亜種へ類似した部分が見られたという。
Kasperskyからの連絡を受けたNetSarangは、問題を解消したアップデートを公開した。
NetSarangでは、セキュリティベンダーへ今回の問題を通知したとしており、同製品のライブラリファイルが隔離されたり、削除されている可能性がある。その場合は、手動でアップデートを実施する必要がある。
(Security NEXT - 2017/08/18 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Apache Airflow」に脆弱性 - 接続情報が漏洩するおそれ
先週注目された記事(2025年9月21日〜2025年9月27日)
「Cisco IOS/IOS XE」に脆弱性 - すでに悪用やPoC公開も
Cisco製FWやOSにクリティカル脆弱性 - すでに攻撃試行も
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
「Chrome」にアップデート - 「V8」に関する脆弱性3件を修正
「SonicWall SMA 100」にアップデート - 既知マルウェアの除去機能を追加
「MS Edge」の脆弱性3件を修正 - 一部「クリティカル」との評価も
GitLabがセキュリティアップデート - 脆弱性9件を修正