韓NetSarang製サーバ管理ツールのアップデートにバックドア - 「PlugX」との類似点も
攻撃者は、送信された情報へ応答することでバックドアを有効化し、悪意あるコードをダウンロード、実行することで組織内部のデータを取得することが可能。実際に香港の企業において、バックドアが設置されたことが確認されている。
因果関係はわかっていないが、利用されたマルウェア「ShadowPad」は、中国語を利用する攻撃グループ「Winnti」が過去に使用したマルウェアの「PlugX」亜種へ類似した部分が見られたという。
Kasperskyからの連絡を受けたNetSarangは、問題を解消したアップデートを公開した。
NetSarangでは、セキュリティベンダーへ今回の問題を通知したとしており、同製品のライブラリファイルが隔離されたり、削除されている可能性がある。その場合は、手動でアップデートを実施する必要がある。
(Security NEXT - 2017/08/18 )
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