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「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性8件を修正

マイクロソフトは、同社ブラウザ「Microsoft Edge」のセキュリティアップデートを公開した。複数の脆弱性を解消している。

ベースとなる「Chromium 139.0.7258.67」「同139.0.7258.66」がリリースされたことを受け、最新版となる「MS Edge 139.0.3405.86」をリリースしたもの。

CVEベースで8件の脆弱性へ対処した。いずれも「Chromium」に判明した脆弱性としており、「MS Edge」特有の脆弱性はなかった。

また重要度に関しては、「Chrome」をリリース時におけるGoogleの評価で、いずれも「中(Medium)」あるいは「低(Low)」と評価されており、「クリティカル(Critical)」や「高(High)」とされる脆弱性は含まれていない。

具体的には、機能拡張やファイルシステム、権限設定の問題のほか、「ピクチャーインピクチャー」「Gemini Live」「DOM」などに関する脆弱性を修正している。

「MS Edge 139.0.3405.86」にて修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2025-8576
CVE-2025-8577
CVE-2025-8578
CVE-2025-8579
CVE-2025-8580
CVE-2025-8581
CVE-2025-8582
CVE-2025-8583

(Security NEXT - 2025/08/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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