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Adobe、13製品にセキュリティパッチ - 脆弱性68件に対応

Adobeは、13製品に関するセキュリティアドバイザリを公開した。あわせて68件の脆弱性に対処しており、多くの製品で「クリティカル」とされる脆弱性が含まれる。

各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間の毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあたる現地時間2025年8月12日、同社製品に関するセキュリティアドバイザリ13件を公開したもの。

マーケティングツールや画像処理、DTP、アニメーション、3Dなど多岐にわたるソフトウェアの脆弱性を解消しており、あわせて68件にのぼる。

具体的には、「Adobe Commerce(Magento)」「Photoshop」「Illustrator」「InDesign」「InCopy」「FrameMaker」「Animate」「Substance 3D」「Dimension」などの脆弱性に対応している。

11製品では、重要度が3段階中、もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性への対処が含まれる。残る2件についても次に高い「重要(Important)」とされる脆弱性を修正した。

(Security NEXT - 2025/08/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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