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「脅し」だけでなく「窃盗」でも仮想通貨を狙う「ランサムウェア」

同マルウェアは、これまでに複数の感染経路が確認されているが、今回確認された同亜種は、メールで感染を拡大。メールに添付されたJavaScriptファイルがダウンローダーとなり、感染するしくみだったという。

仮想通貨に関しては、今回確認された「Cerber」以外にも窃取を狙うあらたなマルウェアが登場している。

オンラインバンキングのアカウント情報を狙う不正送金マルウェアとして知られる「DreamBot」もそのひとつで、仮想通貨取引所やウェブウォレットのアカウント情報を詐取する亜種が登場しており、関係機関が注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2017/08/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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