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DMM Bitcoinから約482億円分の暗号資産が流出 - 全額保証の方針

DMM.comグループで暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するDMM Bitcoinは、一部暗号資産の不正流出が発生したことを明らかにした。全額保証する方針を示している。

同社によれば、2024年5月31日13時半ごろ、同社のBitcoinウォレットから4502.9BTCが流出したもの。日本円で約482億円分にあたる。

同社では、不正流出対策を実施するとともに、安全確保のため一部サービスについて利用制限を実施。また実施中の一部キャンペーンを中止した。

顧客からの預かり資産の対応について同社は、グループ会社から支援を受け、流出相当分のBitcoinを調達し、全額を保証するとの方針を示している。

サービスの再開につきましては今後アナウンスを行う予定。

(Security NEXT - 2024/06/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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