Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

流出「Bitcoin」の保証に向けた資金調達計画を発表 - DMM Bitcoin

暗号資産(仮想通貨)の取引所を運営するDMM Bitcoinにおいて暗号資産「Bitcoin」が流出した問題を受け、同社は財務基盤の確保に向けた計画を明らかにした。

同社では、2024年5月31日13時半ごろ、ウォレットから日本円で約482億円分にあたる4502.9BTCが流出する事態が発生。顧客からの預かり資産については、相当分のBitcoinを調達し、全額を保証するとの方針を示している。

同社では、グループ会社からの資金支援を受けるとしており、6月3日に50億円の借入をすでに実施済みであると説明。

さらに同月7日に増資で480億円、同月10日に劣後特約付借入により20億円を調達する見込みとしている。

「Bitcoin」の調達にあたっては、市場に影響を及ぼさないよう、配慮しつつ実施するとしている。

また不正流出に至った原因については、引き続き調査を進めているという。

(Security NEXT - 2024/06/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

教員採用選考受検者の自己申告用紙が所在不明に - 新潟県
他県で実施した中学校自然教室で生徒名簿が所在不明に - 横浜市
誤った住所へ会員証を送付、システムトラブルで - JAF
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
MDMサーバから従業員情報流出、削除データも - ジブラルタ生保
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
ファッション通販サイトに不正アクセス、通知メールが送信
サイバー攻撃で元従業員情報が流出した可能性 - クミアイ化学工業
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供