Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

北朝鮮による暗号資産窃取に警戒を - 日米韓が共同声明

日米韓3カ国は、北朝鮮のサイバー攻撃グループによる暗号資産(仮想通貨)の窃取が深刻化しており、核ミサイル開発の資金源にもなっているとしてブロックチェーン技術産業に注意喚起を行った。

3カ国の政府は2025年1月14日、あらたな共同声明を発表。違法な大量破壊兵器や弾道ミサイル計画につながる北朝鮮の違法な資金流入を断つことを目指し、セキュリティ対策の能力向上や情報共有を進め、暗号資産の窃取を防いだり、窃取された資金の回復に向けて活動を進める。

Lazarusグループをはじめ、北朝鮮傘下の脅威グループは、世界中のさまざまな組織に対して、持続的で高度な標的型攻撃を展開し、侵害していると指摘。

暗号資産業界を標的とした「TraderTraitor」「AppleJeus」などのマルウェアや、ソーシャルエンジニアリングを用いた攻撃が観測されており、あらためて注意を呼びかけた。

実際に大きな被害も発生している。2024年にDMM Bitcoinから3億800万ドル、Upbitから5000万ドル、Rain Managementから1613万ドルが窃取されており、被害総額は数億ドルにのぼった。

(Security NEXT - 2025/01/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

米当局、「Linuxカーネル」の脆弱性3件を悪用リストに追加
不正アクセスでサイト改ざん、内部に個人情報 - コンサル会社
理工学部教職員がフィッシング被害、不審メールが送信 - 日大
個人情報含む書類を民生委員の家族が誤廃棄 - 富津市
個人情報や非開示情報含むUSBメモリを紛失 - 医薬品医療機器総合機構
SynologyのNAS向けOSに深刻な脆弱性 - 修正版を提供
前回からわずか2日、「Chrome」が更新 - 「クリティカル」脆弱性を解消
セキュリティリリース「WordPress 7.1.1」が公開 - 脆弱性を解消
Ciscoのファイアウォール製品に多数の脆弱性 - 一部で悪用も
DB管理ツール「pgAdmin 4」に複数の脆弱性 - 修正版が公開