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インシデントと向き合うSOC、快適な労働環境作りに注力するベンダー

サイバー攻撃と闘う「ホワイトハッカー」を象徴するわかりやすいイメージかもしれないが、ここ数年で構築が進むSOCとは少々ギャップが生じている。

インシデントと向き合うセキュリティ監視は、責任もともなうタフな業務だ。ストレスフルな環境に置かれる監視員が、いかにミスをせず、効率的に業務をこなすことができるか、働きやすい環境作りが重要となる。

暗い部屋で明るいディスプレイと長時間向き合えば、眼精疲労にも繋がる可能性がある。働き方改革という観点からも、合理的な作業環境が求められていると言っていいだろう。

作業効率に配慮したSOCといえば、2016年5月にデロイトトーマツリスクサービス(DTRS)が新規拠点として横浜市に開設した「サイバーインテリジェンスセンター(CIC)」もそのひとつだ。

白を基調に同社のイメージカラーであるグリーンをアクセントに使ったさわやかな色使いのオフィス。チーム間でコミュニケーションを取りやすいようオリジナルデスクを配置するなどユーザビリティを重視している。

(Security NEXT - 2017/07/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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