Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

インシデントと向き合うSOC、快適な労働環境作りに注力するベンダー

企業に代わりセキュリティ機器などの監視を行う「マネージドセキュリティサービス(MSS)」。インシデントの監視は、セキュリティベンダーが設置する「セキュリティオペレーションセンター(SOC)」で行われるが、こうしたSOCにあたらしい波が押し寄せている。

経営層におけるセキュリティ意識の高まりや脅威の巧妙化を背景に「MSS」への注目が高まるが、需要に応えるセキュリティベンダーにおいて、SOCをあらたに設置したり、従来のSOCを再構築する動きが活発化している。

ところで、世界中の脅威や組織のインシデント情報が集約され、それらの監視を行う「SOC」について、どのようなイメージを持っているだろうか。

放射状に配置されたデスクにやや暗い照明。攻撃情報を共有するディスプレイが浮かび上がり、最新情報や攻撃の様子を可視化した映像をチェックするセキュリティ専門家……。ひと昔前の映像作品に出てくるような正義の味方の「秘密基地」を想起する人もいるのではないだろうか。

(Security NEXT - 2017/07/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Apache Tomcat」に脆弱性、2月の更新で修正済み - 「同8.5」系統は3月末にEOL
総務省、LINEヤフーに行政指導 - 「電気通信事業全体の信頼を損なった」
カンファレンスイベント「JSAC2024」の全プログラムが発表
研究者や実務者向けイベント「JSAC2024」が来年1月に開催 - 現地参加のみに
「curl」に2件の脆弱性 - アップデートがリリース
標的型攻撃で内部資料20件が流出、開発環境などに影響なし - 富士ソフト
「CYNEXアライアンス」が発足、 産官学とデータの共同分析や人材育成を推進
WordPress向けソーシャルログイン用プラグインに深刻な脆弱性
地方金融機関の7割、セキュリティリスクを評価できる人材が不足
用語理解に格差、経営層とセキュ担当者の対話に断絶も