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CrowdStrikeとNVIDIA、SOC効率化など目指し提携

CrowdStrikeとNVIDIAは、サイバーセキュリティ分野におけるセキュリティ業務の効率化を目指して提携した。推論モデルの先行テストなどを進めている。

今回の提携は、NVIDIAのAI技術とFalconプラットフォームを連携させ、セキュリティオペレーションセンターにおける負荷軽減や対応速度の向上を目的としたもので、推論モデルの先行テストなどを行っている。

具体的には、NVIDIAの「Llama Nemotron推論モデル」を活用。検知精度の向上、誤判定の低減などを目指している。

テスト中の推論モデルとNVIDIA AI Enterpriseの一部であるNIMマイクロサービスを基盤とした「Charlotte AI Detection Triage」を組み合わせることにより検出速度を向上させる一方で、「GPU」リソースの削減を確認した。

トリアージ、対応、分析を支援するAIエージェントの開発へ取組、自律型SOCの実現に向けて協業を進めていくとしている。

(Security NEXT - 2025/04/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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