IPA、IoT機器の「高信頼化」に向けた開発手引書を書籍化 - 無償のPDF版も
情報処理推進機構(IPA)は、安全なIoT機器や関連システムの開発を支援する開発者向け手引書の書籍版を発行した。無償でダウンロードできるPDF版も用意している。
同手引書は、安全なIoT機器や関連システムの開発で求められる機能と、実装する際に考慮すべき事項を取りまとめたもの。
同機構では、IoT製品の開発者が開発時に考慮すべきリスクや対策を指針としてまとめた「つながる世界の開発指針」を2016年3月に公開。同指針の実践に向けた手引書を、「IoT高信頼化機能編」として5月に公開した。
同手引書では、技術面において対策が必要な部分を具体的に示し、IoT機器や関連システムの開発時における安全とセキュリティに関する要件や、それらを実現する機能を解説している。
今回、その内容を書籍として刊行したもので、価格は300円。書籍のPDF版もあわせて公開しており、アンケートへ回答することで同機構のサイトより無料でダウンロードすることができる。
(Security NEXT - 2017/06/16 )
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