Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Intel AMT」などの脆弱性、悪用方法の詳細が公開 - 影響の確認や対策を

20170508_in_001.jpg
影響を受けるファームウェアのバージョン一覧(表:Intel)

ビジネス用PC向けにIntelが提供する「Intel AMT」や「標準管理機能」に深刻な脆弱性が見つかった問題で、脆弱性の悪用方法が公開された。

同社は脆弱性の検出ツールや緩和ガイドなどを公開し、対策を講じるよう注意を呼びかけている。

Intelの「アクティブ・マネジメント・テクノロジー(AMT)」「標準管理機能(ISM)」「スモール・ビジネス・テクノロジー(SBT)」に、権限昇格の脆弱性「CVE-2017-5689」が明らかになったもの。

同脆弱性を悪用されると認証なくリモートより端末の制御を奪われるおそれがある。

同社では、米時間5月1日に脆弱性についてアドバイザリをリリースしたが、その後脆弱性の悪用方法に関する詳細が公開されたという。

(Security NEXT - 2017/05/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

SAP、月例アドバイザリ20件を公開 - 複数「クリティカル」も
「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
「ManageEngine Analytics Plus」にSQLi脆弱性 - 8月の更新で修正済み
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
Synology製NAS「BeeStation」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
米当局、「WatchGuard Firebox」など脆弱性3件の悪用に注意喚起
ビデオ会議サービスのZoom、脆弱性9件を公表
「MS Edge」のアップデート、脆弱性5件を修正
MS、11月の月例修正パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性にも対応
「Chrome」のスクリプトエンジン「V8」に脆弱性 - 修正版を公開