Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Intel AMT」などの脆弱性、悪用方法の詳細が公開 - 影響の確認や対策を

今回の問題を受けて、同社はファームウェアが公開されるまでの緩和策について解説したガイドを5月3日に公開。

さらにシステムにおいて脆弱性を発見するためのソフトウェア「Discovery Tool」や、プロビジョニングを解除する「Unprovisioning Tool」を提供し、システムが脆弱な場合、できる限り早く対策を講じるよう呼びかけている。

またOEMと協調して対応を進めており、5月8日の週より順次脆弱性を修正したファームウェアがPCメーカーより展開されると説明。すでに一部では対象製品のリストを公開するとともに、ファームウェアの提供を開始している。

CERT/CCによると、デフォルトで脆弱性の影響を受けるこれら機能が有効化されている端末の出荷規模は不明。対象となる機種を把握するため、OEM各社に確認を取っているという。

(Security NEXT - 2017/05/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応