Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

フィッシング対策協議会、サイト改ざんについて中間報告 - 原因特定できず

フィッシング対策の啓発サイトが改ざんされた問題で、同サイトを運営するフィッシング対策協議会は中間報告を発表した。不正なスクリプトが挿入された原因は特定できていないという。

20170115_ap_001.jpg
改ざん時に表示された犯行声明

今回不正アクセスを受けたのは、同協議会と米Anti Phishing Working Group (APWG)が共同で運営している日本語版「STOP. THINK. CONNECT.」。

同サイトに対して外部より不正アクセスがあり、ウェブサイトを改ざんされ、1月14日14時前から攻撃者による犯行声明が表示される状態に陥った。

同協議会では、同サイトが表示されないよう翌15日16時半過ぎにDNSの設定を変更。改ざんされた原因について調べているが、1月26日の時点で特定には至っていない。

(Security NEXT - 2017/01/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サイトが閲覧不能に、個人情報流出のおそれも - 筋ジストロフィー協会
ホビー通販サイトが改ざん被害 - 個人情報流出の可能性
企業サイトが改ざん、無関係の通販サイトが表示 - カイゼンベース
郡上八幡の特産品扱う通販サイトが不正アクセス被害
観光業界向けオンラインメディアが改ざん被害 - 外部サイトへ誘導
日本語学習支援施設のサイトが改ざん被害 - 横浜市
草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示
人材紹介サイトが改ざん、個人情報は別システムで管理 - AGSグループ
サイトが改ざん被害、別サイトへ誘導 - 富山市内の商業施設
ポケモングッズ通販サイトにPWリスト攻撃 - 一部で会員情報改ざんも