Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「No More Ransom」キャンペーン、専用サイトで復号ツールを提供

欧州刑事警察機構(ユーロポール)、オランダ警察、Intel Security、Kaspersky Labは、ランサムウェアに対抗する官民連携プロジェクト「No More Ransom」を開始した。

20160801_nm_001.jpg
キャンペーンサイト「No More Ransom」。残念ながら日本語による提供は行われていない

EUの法執行機関にとって、ランサムウェアを「最大の脅威」であるとし、法執行機関やセキュリティベンダーの協力により、官民連携プロジェクトを開始したもの。同プロジェクトでは、専用のキャンペーンサイトを提供し、ランサムウェアの定義や手口、データを感染から守る方法などを紹介、啓発活動を展開する。

またランサムウェア「Shade」の16万以上の復号キーを含むツールをはじめ、ランサムウェアの被害者向けに復号ツールを提供。「Shade」向けの復号ツールは、押収した「Shade」のコマンド&コントロールサーバをもとに、Kaspersky LabとIntel Securityが開発したという。

今回、対策ツールの提供を行っているが、すべてのランサムウェアに対し、有効な復号ツールが提供されているわけではないとして、引き続きランサムウェアへ注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2016/08/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ウイルス届け出、前年比73.4%増 - 「Emotet」など被害も
33%がPWを使い回し、52%は似たPWを再利用 - F-Secure調査
2020年の緊急対応支援、3割強が「Emotet」 - ラック
JNSAが選ぶ2020年10大ニュース、気になる1位は……
セキュリティ事件の認知度、1位はドコモ口座の不正出金
サイバー攻撃の被害額、8割超が100万円未満 - 日本損保協会調査
ランサム攻撃受けた国内企業の約3割が身代金払う - 平均1.23億円
約4割でインシデント被害、対応費用は約1.5億円 - 4.4%が「Emotet」経験
クラウドでのデータ侵害、構成ミスが8割強 - IBM調査
マルウェアとの遭遇率、3年で約半分に - MS調査