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中小企業の2016年度IT投資、半数は前年と同程度 - 重点事項はセキュリティ対策

中堅中小企業において、2016年度のIT投資は前年とほぼ同水準とする企業が半数を占めている。重点項目は、セキュリティ関連だという。

IDC Japanが、従業員999人以下の国内中堅中小企業を対象に、2016年度におけるIT投資予算についての調査を実施したもの。2016年度の予算が前年度と「同じ」「変わらない」と答えた企業が約半数を占めており、約3分の1が「増加する」と回答した。

重点事項として「セキュリティ関連」の項目を挙げる企業が目立ち、項目別では「情報漏洩対策」を挙げる企業が最多。2016年度および2017年度では「ID、アクセス管理強化」または「脅威管理強化」の優先順位が高まったという。

(Security NEXT - 2016/05/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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