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マカフィー2016年版、マルチデバイス保護へ注力

インテルセキュリティ(マカフィー)は、コンシューマー向けセキュリティ対策ソフトの2016年版を10月16日より発売する。一部製品を除き、インストールできる台数を無制限にした。

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同製品は、「Windows」や「Mac OS X」といったパソコンをはじめ、「Android」や「iOS」などスマートデバイスで利用できるセキュリティ対策ソフト。

2016年版のラインナップでは、従来の「マカフィーリブセーフ」にくわえ「同トータルプロテクション」「同インターネットセキュリティ」「同アンチウイルスプラス」に関しても、利用できるデバイスのライセンス数を無制限とした。

またホームネットワークのスキャン機能を用意。保護されていないデバイスの検出し、保護することが可能。Android Wearを搭載したウェアラブル端末へ対応したほか、Androidデバイスにおけるバッテリーの最適化機能を追加した。

さらに「同リブセーフ」「同トータルプロテクション」「同インターネットセキュリティ」に関しては、認証アプリ「True Key」をあらたに搭載。顔や指紋といったバイオメトリクスやセカンドデバイス、マスターパスワードなどを用いて認証を行い、デバイスやアプリ、ウェブサイトへログインできる。

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2016年版の機能比較表(表:インテルセキュリティ)

(Security NEXT - 2015/09/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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