Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

フォームで個人情報が閲覧可能に、設定ミスで - ラストワンマイル

コンシューマー向けにインフラサービスなどを展開するラストワンマイルは、顧客向けの申請フォームにおいて設定ミスがあり、第三者により個人情報を閲覧できる状態となっていたことを明らかにした。

同社によれば、4月26日から6月10日にかけて、同社サービス「まるっとシリーズ」の利用者が登録情報の変更や解約を申請する際に使用する「Googleフォーム」において、フォームに入力された情報が第三者より閲覧可能となっていたもの。

URLを把握している場合に閲覧が可能となっており、420人分の氏名、住所、電話番号、メールアドレス、会員IDなどが含まれる。6月10日に顧客より指摘があり、問題が判明した。

本来は社内の専用アカウントのみ編集可能と設定すべきところ、公開設定を誤った。

事態の発覚を受けて同社では設定を修正。問題のデータが検索エンジンなどに登録されていないか、継続的に監視を行っている。

(Security NEXT - 2024/06/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
顧客情報含むハンディ端末が所在不明に - ミツウロコヴェッセル
サイトが改ざん被害、外部へ誘導される状態に - 京都府社会福祉協議会
増加傾向から一転、被害額が4割弱減 - クレカ不正利用