「CODE BLUE 2015」の全講演が決定
10月28日、29日に都内で開催が予定されているセキュリティ国際会議「CODE BLUE 2015」の全講演が決定した。
同カンファレンスは、サイバーセキュリティに関する研究発表や専門家の交流の場を提供する日本発の国際会議。今回で3回目を迎える。実行委員会では、同カンファレンスの開催に先立ち、投稿論文の募集(Call for papers)を実施していたが、全講演者が決定した。
APTや国内に対するサイバー攻撃をテーマとした講演をはじめ、脆弱性、マルウェア、セキュリティ対策技術、IoT、人工知能、海外のセキュリティ動向など、幅広いテーマの講演が予定されている。
講演者およびテーマは以下のとおり。
- 松田卓也氏(基調講演):シンギュラリティがやってくる
- Richard Thieme氏(基調講演):真実を語る唯一の方法はフィクションの中にある - 国家安全保障国家これまでの動き
- Florian Grunow氏:医療機器のセキュリティ
- Seungjoo Gabriel Kim氏:韓国のサイバーセキュリティ人材資源への投資
- Sung-ting Tsai氏:過去10年間のセキュリティ業界の失敗 - 数百のサイバースパイ侵害からの学んだこと
- Travis Carelock氏:実用的な大規模ネットワークのディフェンスあるいは「Eierlegende Wollmichsau」の保護
- 光成滋生氏、竹迫良範氏:MS Officeファイル暗号化のマスター鍵を利用したバックドアとその対策
- 堀合啓一氏:ワイヤレス技術のセキュリティをアタックで検証
- Mario Heiderich氏:AngularJSとの危険な関係「スーパーヒーロー」フレームワークによるセキュリティをめぐる冒険
- 西村宗晃氏:Firefoxの倒し方
- Xiaodun Fang氏:中国における情報セキュリティの新たな免疫システム
- Alfonso De Gregorio氏:マハラジャの最後通告、「バザール」と未来への影:ゼロデイマーケットにおける強要と協力
- Clarence Chio氏:現実世界での機械学習によるアノマリ検知システムの構築と回避
- 西尾素己氏:iOSマルウェアの動向と専用ガジェットによるマルウェア検知
- 朝長秀誠氏、中村祐氏:日本の組織をターゲットにした攻撃キャンペーンの詳細
- Alexander Timorin氏、Sergey Gordeychik氏:Adobe ReaderのJavaScript APIの悪用
- Bhavna Soman氏:APTで使用されたバイナリの相関解析忍術
- 千田雅明氏:サイボウズバグバウンティに参加してみた
- Alexander Timorin氏、Sergey Gordeychik氏:スマートグリッドのサイバーセキュリティ
- Pedro Vilaca氏:あなたのAppleにもEFIモンスターはいませんか?
- Masato Kinugawa氏(ショートセッション):X-XSS-Nightmare: 1; mode=attack 〜XSSフィルタを利用したXSS攻撃〜
- 和栗直英氏(ショートセッション):Windows 10 IoT Coreに対する脅威分析と実施するべきセキュリティ対策
- Yuma Kurogome氏(U-25セッション):PANDEMONIUM: 動的バイナリ計測とファジーハッシュを使用した暗号アルゴリズムの自動識別
- 小池悠生氏(U-25セッション):mmapを用いたスタックカナリア回避手法の提案スタックカナリア回避
(Security NEXT - 2015/09/18 )
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