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東大、技術偏重ではなく文理融合のアプローチからセキュリティを研究

寄付講座の開講にあたり須藤氏は、「標的型攻撃などレベルが高い攻撃が行われており、なかなか防ぎきれない。こうした課題へ対応するには、高度な技術、制度、マネジメントが重要。米国に頼らず、日本が中心となって対応できるようにしていかなければならない」と述べた。

安田氏は、「サイバーを制する者が、国際的な指導者になる。しかし、サイバー空間にはさまざまな課題がある一方で人材が不足している」と人材育成の必要性を指摘。

また研究にあたっては、「なりすましといった問題の背景には人間の弱さがあり、心理学も考慮しなくてはならない。課題をどのように捉えるべきか、再定義が必要」と説明する。

「理工学は従来からやってきた。経済学、法律学、社会学など社会科学的な要素をもっと盛り込む必要がある」とし、技術偏重ではなく文理融合によるあたらしいアプローチで問題を解決していくという。

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記者説明会の模様

(Security NEXT - 2015/08/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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