Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

大学病院の患者情報含むUSBメモリが所在不明 - 兵医大

兵庫医科大学は、大学病院の一部患者情報が保存されたUSBメモリが所在不明となっていることを明らかにした。

同大によれば、2014年4月1日から2022年12月31日にかけて同大病院の循環器内科において循環器疾患と診断された患者の個人情報を含むUSBメモリの所在がわからなくなっているもの。

対象となる患者は212人で、生年月日、性別、病名、検査データ、投薬内容などが含まれる。USBメモリにパスワードは設定されていなかった。

教員が論文の作成にあたり、2024年11月26日に研究協力者である学生と診療データの解析を実施。その際に学生がUSBメモリへデータを保存したが、作業後もデータを削除しておらず、教員も確認していなかった。

2025年3月11日には保管場所である研究室のパソコンラックでUSBメモリの所在が確認されているが、翌12日に保管場所に見当たらないことが判明した。

(Security NEXT - 2025/05/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

国勢調査員が書類紛失、外部持出なしと説明 - 生駒市
行政相談のメモを一時紛失、相談員宅で見つかる - 総務省
誤って資料を持ち帰り紛失、住民が商業施設で拾得 - 新潟県
国勢調査の回答状況確認表が所在不明 - 石垣市
国勢調査書類、未回答世帯の訪問時に紛失か - 大野城市
要介護認定調査の連絡票を路上でクリアファイルごと紛失 - 神戸市
顧客取引データ保存されたディスク2枚が所在不明 - 西村証券
市内全世帯向けデジタル金券の配送中に一部紛失 - 太田市
職員などの個人情報含む書類を外出時に紛失か - 志摩市
業務用PCが所在不明、端末入替時に紛失か - 日特建設