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NEC、顔認証ソフトの新版を発売 - 認証失敗時の画像を記録可能に

NECは、パソコンへのログオンなどに利用できる顔認証ソフト「NeoFace Monitor」の新版となる「同V2」を8月20日より出荷開始する。

同ソフトは、独自の顔認証技術を採用。顔認証によるパソコンへのログオンはもちろん、ログオン中の利用者の常時監視に対応している。

今回リリースする新版では、ログオン時やロック解除時、常時監視中に認証に失敗した人物の顔画像を記録する機能を追加。認証へ失敗した場合、撮影画像を確認できる。ログオンに失敗した原因の特定や不正利用の抑止に利用できる。

また同社のセキュリティ対策ソフト「InfoCage PCセキュリティ」との連携も可能になった。価格は、クライアント用が1万6200円。認証サーバ用とActive Directoryサーバ用が各16万2000円。

(Security NEXT - 2015/08/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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