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顔情報を暗号化したまま認証する「秘匿生体認証技術」 - NEC

NECは、暗号化した顔情報を復号せずにそのまま認証できる「秘匿生体認証技術」を開発した。実用化を目指して検証を進める。

同技術は、「準同型暗号」を用いて顔情報を暗号化したまま認証できる技術。暗号化された顔情報が外部に流出した場合も悪用リスクを下げることができるとしている。

「準同型暗号」は、登録ユーザーの分だけ演算が必要となる認証処理には時間を要していたが、絞り込み処理によって複雑な演算をともなう認証回数を削減して効率化を図った。登録者が1万人の場合、1秒程度で顔認証を行うことができるという。

同社では今後、生体認証システム「Bio-IDiom」と組みあわせ、決済や施設の入退場管理などへの応用など、製品化を目指して検証を進める。

(Security NEXT - 2021/12/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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