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認証サーバ内に個人情報を保存しない顔認証ソリューションが機能強化

NECソリューションイノベータは、「顔認証なりすまし防止ソリューション」の機能を強化した。ハンズフリーやマスクを着用した状態での顔認証が行えるようになった。

同ソリューションは、認証サーバに個人情報を保存せず、あらかじめ用意した顔の特徴量を示すスマートフォン内のQRコードと、カメラによる顔の撮影画像で顔認証が行えるソリューション。

今回の機能強化により、従来、カメラにかざす必要があったQRコードの代わりに「Bluetooth Low Energy(BLE)」経由でスマートフォンより顔の特徴量を取得することが可能となり、カメラ撮影のみのハンズフリーで認証することが可能となった。

また顔認証エンジンにNECの「NeoFace」を採用。マスクを着用したまま本人確認することができる。基本ライセンスの参考価格は200万円(税別)。別途ウェブサーバが必要となる。

(Security NEXT - 2021/06/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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