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NTTドコモ、顔認証のAPIサービスを開始 - 登録画像1枚でマスク着用でも認証

NTTドコモは、法人向けにサービスやシステムに組み込むことが可能な「顔認証サービス」を提供開始した。

同サービスは、画像認識エンジンをAPIとして提供する同社クラウドサービス「ドコモ画像認識プラットフォーム」にRealNetworks製の顔認証ソフトウェア「SAFR」をあらたに搭載したもの。契約者のシステムやサービスより顔認証機能を利用することが可能となる。

顔画像の登録は正面からの1枚のみで済み、メガネやサングラス、マスクを着用したり、表情をつくっている場合、複数人いたり、明るさが不十分な環境においても認証できるという。

さらに写真や動画などを利用したなりすましの検知機能や、顔認証以外にも個人を特定せずに性別や年齢、表情を推定する機能などを提供。顔画像の登録や認証用のアプリケーションとして、標準クライアントアプリケーションにくわえて「ソフトウェア開発キット(SDK)」を用意している。

(Security NEXT - 2021/10/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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