Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NTTドコモ、顔認証のAPIサービスを開始 - 登録画像1枚でマスク着用でも認証

NTTドコモは、法人向けにサービスやシステムに組み込むことが可能な「顔認証サービス」を提供開始した。

同サービスは、画像認識エンジンをAPIとして提供する同社クラウドサービス「ドコモ画像認識プラットフォーム」にRealNetworks製の顔認証ソフトウェア「SAFR」をあらたに搭載したもの。契約者のシステムやサービスより顔認証機能を利用することが可能となる。

顔画像の登録は正面からの1枚のみで済み、メガネやサングラス、マスクを着用したり、表情をつくっている場合、複数人いたり、明るさが不十分な環境においても認証できるという。

さらに写真や動画などを利用したなりすましの検知機能や、顔認証以外にも個人を特定せずに性別や年齢、表情を推定する機能などを提供。顔画像の登録や認証用のアプリケーションとして、標準クライアントアプリケーションにくわえて「ソフトウェア開発キット(SDK)」を用意している。

(Security NEXT - 2021/10/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Tenable Identity Exposure」に脆弱性 - 2月の更新で修正済み
個人情報を6機関に誤送信、転送され規模が20倍超に - 岐阜県
報道記者が個人情報含む資料を一時紛失 - ABCテレビ
約40万件の個人情報が流出した可能性 - ニデック子会社
CrowdStrike導入したWindows端末の97%以上がオンラインに
Acronisのデータバックアップ用インフラ製品に深刻な脆弱性 - すでに悪用も
CrowdStrikeによる障害、約850万台に影響 - あらたな復旧方法も準備中
組込システムの検証テストツール「NI VeriStand」に複数脆弱性
SonicWall、「Blast-RADIUS」の緩和策でアドバイザリ
「Spring Cloud Data Flow」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開