Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

従業員の顔画像含む認証機器が所在不明 - システム開発会社

システムの設計や開発を手がけるWISHシステムコンサルティングは、従業員の個人情報が記録された顔認証サーマルデバイスが所在不明になっていることを明らかにした。

同社によれば、顔認証サーマルデバイスが所在不明になっているもの。退職者31人を含む従業員117人の氏名、顔画像、社員番号が記録されていた。

7月1日に出展した展示会の終了後、使用した同デバイスなどを段ボール箱に入れて梱包し、宅配便で本社へ発送したが、同月6日に本社で段ボール箱を開封したところ同デバイスが見当たらないことが判明した。

宅配便業者やイベント会場への問い合わせ、警察への届け出を行ったが見つかっていない。同社では二次被害が発生していないか、継続的に確認調査を実施していくとしている。

(Security NEXT - 2022/08/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

がん検診受診予定者の個人情報をメール誤送信 - 浦河町
検証機能にバグ、ファイルの問題を検知できず展開 - CrowdStrike
米親会社委託先にサイバー攻撃 - 希少疾患の製薬会社
未使用でも影響、7月修正の「IEゼロデイ脆弱性」 - 遅くとも5月に悪用
2Qはインシデントが約8.5%増 - フィッシングが増加
アカウント管理システムに侵害の痕跡、個人情報が流出 - 伊藤忠丸紅鉄鋼子会社
Dockerエンジンの認証プラグインに脆弱性 - CVSSは最高値だが悪用可能性は低
「BIND 9」にアップデート - DoS脆弱性4件を修正
Chromeのアップデートが公開 - セキュリティ関連で24件の修正
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性8件を修正