Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

XSSなどを修正したセキュリティUD「WordPress 4.2.3」がリリース

開発者グループは、脆弱性などを修正したコンテンツマネジメントシステム(CMS)の最新版「WordPress 4.2.3」をリリースした。できるだけ早くアップデートするよう呼びかけている。

「同4.2.2」や以前のバージョンにおいてクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2015-5622」が存在することが判明し、修正したもの。投稿者や寄稿者といった権限を持つユーザーが同脆弱性を悪用した場合、サイトを侵害されるおそれがある。また、購読者権限から下書きが作成できる問題にも対処した。

「CVE-2015-5622」に関しては実証コードも公開されており、開発者チームは、すみやかに最新版へアップデートするよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2015/07/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

WordPress向け「Dynamics 365」連携プラグインにRCE脆弱性
テーマなどのカスタマイズができるWordPress向けプラグインに脆弱性
「WordPress」のメンテ機能を提供するプラグインにRCE脆弱性
WordPress向けスパム対策プラグインに複数の脆弱性 - すでに攻撃も
WP向けプラグイン「Social Login」に認証回避の脆弱性
WP向けセキュリティプラグインに深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「WordPress」向け生成AI活用プラグインにRCE脆弱性
「LiteSpeed Cache」に権限昇格の脆弱性 - アップデートで修正
コーヒーチェーンの公式サイトが改ざん被害 - 旧版CMSの脆弱性突かれる
WordPress向けファイルアップロード用プラグインに深刻な脆弱性