複数のVMware製品に脆弱性 - ホストOSが改ざんされるおそれ
複数のVMware製品に、ホストOS上のファイル改ざんが可能となる脆弱性が見つかったとして、同社やセキュリティ機関が注意を呼びかけている。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、影響を受けるのは、「VMware Workstation」「VMware Player」「VMware Fusion」「VMware ESXi」の一部バージョン。
脆弱性「CVE-2014-8370」が存在しており、仮想マシンの設定ファイルを変更できるユーザー権限があれば、脆弱性を悪用することでホストOS上にある任意のファイルを上書きできるという。
またVMwareでは、同脆弱性以外にも「OpenSSL」や「libxml2」を含む7件の脆弱性が存在しているとして、アップデートを用意。同社やセキュリティ機関ではアップデートを呼びかけている。
(Security NEXT - 2015/01/29 )
ツイート
PR
関連記事
Veeamバックアップ製品に深刻な脆弱性 - 修正版アップデート公開
CrowdStrikeのWindows向け「Falconセンサー」に複数脆弱性
「Flowise」のRCE脆弱性 - 旧版に影響と説明
「Termix」のDockerイメージにSSH認証情報が流出するおそれ
「Red Hat OpenShift AI」に脆弱性 - クラスタ管理者権限奪取のおそれ
「SolarWinds WHD」に深刻な脆弱性 - 過去の修正をバイパス
「Ivanti EPMM」狙う脆弱性連鎖攻撃、米当局がマルウェアを解析
「Docker Desktop」に深刻な脆弱性 - コンテナからAPIアクセスのおそれ
「HashiCorp Vault」に複数の脆弱性 - 「クリティカル」も
「VMware ESXi」など複数仮想化製品に深刻な脆弱性 - 早急に更新を