行政不服審査や法律相談関連の文書を箱ごと紛失 - さいたま市
さいたま市は、個人情報含む文書56件が所在不明になっていることを明らかにした。不要文書とともに誤って廃棄した可能性が高いと説明している。
同市では3年以上の保存を必要とする文書は、総務課で一括して保管しており、必要に応じて他部署に貸し出しているが、長期間貸し出していた文書の返却を求めたところ、6月9日に2箱の文書箱を紛失していることが判明したという。
所在不明となっているのは、2011年度に作成した行政不服審査や法律相談報告などの関係書類54件のほか、2009年度に作成した決済文書2件で、いずれも個人情報が含まれる。
各課が文書の閲覧や確認を行う場合は、総務課が保管庫から出庫し、文書を収めている箱単位で貸し出していたが、貸し出している間に、ほかの不要文書と一緒に誤って廃棄した可能性が高いと同市では説明している。
(Security NEXT - 2014/06/25 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
川崎市、要配慮個人情報の事故報告で遅れ - 個情委が指導
病院看護師が電子カルテ画像を知人に送信、患者氏名は墨塗り - 長野県
相続関係書類を誤廃棄、店舗統廃合時のデータ移行不備で - 北央信組
財務事務所で個人情報含む書類紛失と誤送付が判明 - 静岡県
医療費の検査資料が所在不明、誤廃棄か - 会計検査院
被爆者健康手帳交付申請の関連決裁文書を紛失 - 和歌山県
供覧で業務資料が所在不明に、誤廃棄か - 沖縄県
個人情報含む行政文書を紛失、誤廃棄の可能性 - 公取委
ランサムで複数システムが停止、従業員情報など流出 - 日邦バルブ
図書館の公開文書で個人利用者番号が参照可能に - 名古屋市