個人情報含む行政文書を紛失、誤廃棄の可能性 - 公取委
公正取引委員会は、個人情報を含む行政文書を紛失したことを明らかにした。管理しておく必要があったものの、誤って廃棄してしまった可能性がある。
同委員会によれば、事務総局経済取引局取引部下請取引調査室において、2021年度に行った下請法の定期調査に関する行政文書の紛失が判明したもの。廃棄文書と勘違いして廃棄した可能性がある。
すでに保存期間の満了を迎えていたが、内閣府との廃棄に関する協議が完了していないため、同委員会で引き続き管理しておく必要があったという。
紛失した行政文書には、事業者から提出があった資料など、事業者の代表者の氏名など個人情報の記載がある文書なども含まれる。
同委員会は、行政文書の管理に関する知識が不十分だったと原因を説明。外部への流出などは確認されていないが、個人情報の記載がある文書の提出者に対し、経緯の報告と謝罪を行っている。
(Security NEXT - 2025/06/16 )
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