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「McAfee」ブランドは「Intel Security」に - 約1年かけて移行

米Intelは、子会社である「McAfee」のブランドを「Intel Security」ブランドへ移行すると発表した。

ラスベガスで開催されている国際コンシューマーエレクトロニクスショー(CES)にて、1月6日にIntelのCEOであるBrian Krzanich氏が明らかにしたもの。

同氏は、現在の赤い盾のロゴはそのまま活かしつつ、「McAfee」ブランドを「Intel Security」ブランドへ移行するほか、モバイルデバイス向けに無料ソリューションの提供や、Android向けの保護技術の開発など、今後の戦略を発表した。

日本国内における展開についてマカフィーによれば、具体的な開始時期は未定だが、新製品の導入、あるいは既存製品の新バージョン導入にあわせて、ブランド移行を実施する予定だという。それまでは現状の「McAfee」ブランドを継続し、ブランドの完全な移行には約1年ほどかかる見通し。

また今回の発表では、モバイル向けにセキュリティ対策ソフトを無償で提供することについても言及されているが、日本国内においても同様の展開となる見込み。

具体的には、有償製品である「マカフィーモバイルセキュリティ」を無償化するのではなく、同製品の無償で利用できる機能を拡張する形で提供する予定。提供開始時期や詳細については、決定次第発表するとしている。

(Security NEXT - 2014/01/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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