保護者の約1割が子どものネット履歴を確認 - 国内外でギャップも
日本では、約1割の保護者が子どものスマートフォンにおけるネット閲覧やメールの履歴をチェックしているとの調査結果をマカフィーが取りまとめた。グローバル平均に比べて20ポイント以上低かったという。
同調査は、2021年12月に日本をはじめ、米国、イギリス、カナダ、フランス、ドイツ、オーストラリア、インド、ブラジル、メキシコの10カ国で、保護者1万5500人とその子ども1万2000人以上を対象にオンラインで実施し、結果を取りまとめたもの。
日本の子どもは、デバイスの利用率がグローバルに比べて低いことが判明。子どもの31%がパソコンを利用していると回答したが、海外より21ポイント低く、タブレットについてもグローバルを13ポイント下回る29%だった。一方、モバイルデバイスやゲーム端末については数ポイント低いものの、大きな差は見られなかった。
子どもが体験したオンライン上のリスクとしては、グローバルにおいて「ネットいじめ」が17%、「オンラインアカウントの窃盗未遂」が15%、「パーソナルデータの不正利用」が13%。
日本を見ると「ネットいじめ」は調査対象国でもっとも低い6%、「オンラインアカウントの窃盗未遂」が3%、「パーソナルデータ」の不正利用は4%となっている。
(Security NEXT - 2022/06/07 )
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