Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

マカフィーの複数製品に脆弱性 - アップデートが公開

マカフィーが提供するエンドポイント製品に複数の脆弱性が明らかとなった。「Windows版」をはじめ、「macOS版」「Linux版」にも影響がある。

同社によれば、内部の調査で「MVISION Endpoint」および「Windows」「macOS」「Linux」の各プラットフォームに提供されている「McAfee EDR」「McAfee Active Response」のクライアントに、あわせて7件の脆弱性が明らかになったという。

いずれも共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」によるスコアは「7.8」で、重要度は4段階中2番目にあたる「高(High)」とレーティングされている。いずれの脆弱性もリモートから悪用することはできないという。

同社は、アップデートとなる「MVISION Endpoint 20.5.0.94」と、ホットフィクス「McAfee EDR 3.1.0 Hotfix 1」「McAfee Active Response 2.4.3 Hotfix 1」をリリース。利用者へ対応を呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/05/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性
Cisco、セキュリティアドバイザリ3件を公開 - 一部でPoCが公開済み
「Chrome 124」が公開 - セキュリティ関連で23件の修正