ラックとKDDIが提携強化 - KDDIは筆頭株主に
ラックは、事業拡大に向けてKDDIと資本および業務面で提携すると発表した。KDDIはあらたにラックの株式25.8%を取得し、筆頭株主となる。
これまで両社は、2007年11月よりセキュリティソリューション分野での業務提携しているが、さらに提携を強化するもので、相互に事業の発展を目指すほか、KDDIでは法人向けサービスを強化する。
資本面では、KDDIがラック創業者の関連会社より25.8%にあたる株式688万9800株を間接的に追加取得。これにより従来からの所有分とあわせて全株式の31.1%にあたる830万4000株を保有することとなり、譲渡完了後は筆頭株主となる。またラックでは、人的交流の一環としてKDDIより人材の受け入れを検討している。
業務面では、ラックのセキュリティサービスをKDDIのクラウドやネットワーク、モバイルなどのサービスへ組み込み、セキュリティ対策の運用を含めてワンストップでサービスを展開していく。
また業務提携のために必要な営業面や技術、情報、リソースを相互に提供。KDDIは、SOC事業の強化や拡充、新サービスの提供など、セキュリティに対するサポート、コンサルティングサービスの拡充なども推進する。
(Security NEXT - 2013/12/09 )
ツイート
PR
関連記事
ゆうちょ銀、210件4940万円を補償 - 173件は本人や家族利用として対象外に
TMI P&Sと東京海上日動、サイバーリスク保険分野で提携
SISとAeye、サイトの脆弱性診断サービスの提携拡大
インフォセックとBureau Veritas、海事産業分野のセキュ事業で提携
SMBC日興証券で一時障害 - データセンターで電源ダウン
EC-CUBE特化のクラウド型WAFサービス - イーシーキューブ
クレカ選び、ポイント還元などと同等にセキュリティを重視
留学生や提携校担当者宛のメールで送信ミス - 国際教養大
TMI P&S、セキュリティ対応サービスで2社と協業
Citrix、脆弱性問題で無償の侵害調査ツール公開 - FireEyeと共同開発