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八十二銀と長野銀の出向者が顧客情報を外部送信 - 契約内容を誤解

八十二銀行と長野銀行は、消費者金融のアコムから出向している職員が、両行の顧客情報を出向元へメールで送信していたことを明らかにした。出向職員が契約内容を誤解していたと釈明している。

両行によれば、アコムから八十二銀行に出向している職員が、本来送信してはならない両行の顧客情報を出向元のアコムへメールで送信していたことが判明したもの。

八十二銀行による調査で問題が発覚。送受信メールについて調査を行ったところ長野銀行でも同様の問題が生じていることがわかった。

八十二銀行では、預金取引のある顧客10万4523件の氏名や電話番号などをアコムへメールで送信されていた。また長野銀行においても3月31日時点でカードローン契約があった顧客1828件の氏名や住所、電話番号、生年月日、勤務先、借入残高などが送信された。

2026年1月に合併を予定している八十二銀行と長野銀行は、アコムとカードローンの保証業務で提携しており、3社間で機密保持契約を締結。アコムではカードローン業務の支援を目的に社員を出向させている。

(Security NEXT - 2024/10/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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