Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

利用者間で個人情報が流出、同一アカウント発行で - Schoo

社会人向けオンライン学習サービスを提供しているSchooは、同社サービス「Schoo for Business」において、特定の利用者間で個人情報が流出したことを明らかにした。同一アカウントが割り振られていたのが原因だという。

同社によれば、2020年3月30日から2024年12月23日にかけて、同サービスの集合学習機能を利用した際、特定の条件下において、利用者間で個人情報が閲覧可能な状態となっていたもの。12月19日に利用者から報告があり判明した。

サービス契約前に試用アカウントで集合学習機能を利用した顧客において、試用アカウントで集合学習機能の学習部屋を作成した利用者190人の氏名、所属会社名、プロフィール画像のほか、学習部屋に参加した利用者690人の氏名とプロフィール画像が閲覧可能となった。

また、同社が提携する一部販売代理店を経由して契約し、集合学習機能を利用した場合も対象で、集合学習機能の学習部屋を作成した利用者6人の氏名、所属会社名、プロフィール画像と、学習部屋に参加した利用者94人の氏名とプロフィール画像なども含まれる。

試用アカウントの運用に問題があり、同一の管理アカウント配下で複数社の利用者に対して試用アカウントを発行、管理していたという。

(Security NEXT - 2024/12/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

イベント説明会の申込フォームで設定ミス - えどがわボランティアセンター
MDMサーバに不正アクセス、従業員情報が流出 - 三菱オートリース
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起