Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

情報共有の対象外データを提携銀行へ送信 - ちばぎん証券

ちばぎん証券は、金融商品仲介業務の提携をしている千葉銀行と武蔵野銀行に対し、情報共有の対象ではない顧客情報を誤って送信していたことを明らかにした。

同社によれば、千葉銀行と武蔵野銀行にデータ送信を行っている投資一任運用サービス(ファンドラップ)の媒介報酬明細書に、情報共有の対象としていない情報が含まれていたことが、5月23日に判明したもの。

対象となるのは、4月17日以前に「TSUBASAファンドラップ」を契約した顧客5066件に関する口座番号、運用資産額、投資顧問報酬に関する情報。氏名や住所などは含まれていない。銀行内部における不正利用は生じておらず、外部への流出がないことも確認した。

情報の内容を精査することなく送信したことが原因としており、これら情報は送信先となった銀行において6月30日にすべて消去されたという。

(Security NEXT - 2023/07/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

メール誤送信で会員のメアド流出 - 不動産ファンド運営会社
ファイル共有設定ミスで意図せずCC送信 - メアド閲覧可能に
個人情報含むPCで侵害確認、影響を調査 - 小樽商科大同窓会
ウェブ問合フォームの入力情報が外部流出 - 川本製作所
サーバに攻撃の痕跡、一部情報流出を確認 - 人材サービス事業者
フィッシング報告が減少、URLは9%増 - 4分の3超が独自ドメイン
2025年3Qのネット銀不正送金被害 - 件数、金額ベースともに7割減
2025年3Qクレカ番号盗用被害、3年ぶりに100億円を割り込む
Fortinet「FortiOS」既知脆弱性の悪用を確認 - 認証回避のおそれ
高校で1クラス分の出席簿が所在不明に - 神奈川県